鑑定では、やはり恋愛についてのお悩みが多いので、
久々に恋愛についてです。
その中でもしんどそうなのが、不倫相手になっていたり、
彼女がいる人を好きになってしまったという三角関係です。
今日は、既婚男性と独身女性の場合について思うことを書いてみます。
不倫という言葉には、「失楽園」のような肉欲的なイメージがありますが、
実際ご相談者様のお話を聞いているとそうでもありません。
恋をした人が既婚者だった、という方が多いです。
そのような場合男性側は、自分が既婚者であることを脇において、
普通に相手の女性に恋愛感情を持ちます。
ときには奥さんとはうまくいっていないことや、
奥さんにはもう女性を感じられない、というようなことを言うでしょう。
不倫相手になっている女性も、最初の頃はあまり「不倫」をしているという意識を持たず、
相手のことを好きになります。
そして、いずれ相手が「自ら」離婚をしてくれるものだ、と思っている方が多いです。
ただ、いつまでたっても男性は奥さんに別れ話を切り出してくれず、
不信感が募り、悩む日々が続く…
というような。
普通の恋愛のような不倫関係の場合、
どうなっていくことが多いか、そこにどんな思いがあるのか…
長くなったことと、不倫について快く思われない方もいらっしゃると思うので、
ご興味のある方のみ、続き(...Read more)をご覧下さい。
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このような不倫の場合、
実際に男性が「離婚」をするかというと、なかなかしません。
まず、奥さんに言い出せないんです。
そこに辿り着くまでが、まず長い道のり(その1)になります。
男性側は、不倫の最初の頃は本当に楽しいのです。
夢心地というか、非日常というか、独身時代に感じたドキドキ感、
奥さんとの間に今はもうない恋する喜び、愛される喜び、自己肯定感を感じます。
不倫相手に対して、心から好きだという想いもきちんとあります。
(最初から遊びという方は別として…)
でも時間が経つにつれ、不倫相手との時間は非日常から日常になっていきます。
そうすると、好きでやっていたことが義務になっていくわけですから、
二重生活をしていること自体がしんどくなっていきます。
やらなければいけないことが、多くなるわけですから。
そして、少しずつ色々なことを考えるようになるのでしょう。
自分のやっていることの善悪、
離婚をするとしたら生じる、お金のこと、家のこと、家族・親戚との関係、
社会的な立場、友人達との関係、
奥さんのこと、子供がいたら子供のこと、養育費のこと。
奥さんにはもう愛情はないかもしれませんが、情はあります。
もう家族ですからね。
今まで結婚生活を送ってきたからには、色々な想い出もあるでしょう。
余程ひどい奥さんでない限り、傷つけたいわけではないんです。
だから、切り出せないんです。
そして、今自分を取り巻いているもの全てを捨てることになるかもしれないという恐怖を感じ、
現状の安定を手放すのが惜しくなったりもするでしょう。
全てを捨てることのリスク、傷つけるだろう人達への罪悪感を感じるため、
不倫相手とゼロから新しい人生を作っていくことの決心がなかなかつきません。
だから、切り出せないんです。
そして、その間待っている不倫相手の女性は、
不信感が募り、相手を責め、または責められず、そんな自分を責め、待つことに疲れ、
時間が経てば経つほど、今までの時間を無駄にしたくないという思いも加わり、
相手の男性にしがみついてしまう…
という悪循環にハマっていきます。
そのスパイラルから抜け出すには、相当な労力と精神力が必要になるでしょう。
相手の男性と別れるにしても、離婚を待つにしても。
どちらにしても深く傷ついてしまいます。
そして、このような立場の女性が相手の離婚を待つ場合、
以下のようなリスクがありますが、それを受け入れなければいけません。
たとえば、奥さんから慰謝料を請求されたら払わなければいけないこと、
相手が奥さんに慰謝料を支払うという金銭的な問題があること、
相手のお子さんを引き取って育てる覚悟、そうでない場合、養育費を払い続けなければいけない相手の立場、
噂の的になる、職を失うなど社会的信用・立場の喪失、
奥さんと対峙するかもしれないという覚悟、
友人を失う可能性、
親に反対される可能性、親を説得しなければいけないかもしれないこと、などなど。
今思いついたものを書きましたが、まだあるかもしれません。
まずはこれらのリスクを受け入れ、それなりの覚悟をしないと難しいように思います。
何故かと言うと、相手が離婚をする場合、実際に女性側も背負うものがたくさんあるからです。
それに、男性は女性のために「離婚」という十字架を背負わなければいけないのですから、
女性が男性のために一緒に十字架を背負おうとしなければ、
男性1人ではいずれ荷が重過ぎてつぶれてしまうでしょう。
私は、不倫を肯定する気もないし、否定する気もありません。
不倫を経て一緒になって、幸せにもなれる人達もいると思っていますし、実際にいます。
ただそこまでの道のりは、かなり過酷な場合が多いということ。
そして、覚悟とエネルギーが必要だということ。
それがあって、初めてお相手の離婚の道のり(その2)に向かうことができるのではないかと、
そう思います。
※その2というのは、実際男性が奥さんに離婚を切り出してからのことです。
これはまた別途。
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